■ ID | 538 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 都市近郊野菜の収量に対するオゾンの影響 |
■ 著者 | 篠原慎弥
東京農工大学大学院 米倉哲志 埼玉県環境科学国際センター 三輪 誠 埼玉県環境科学国際センター 小川和雄 埼玉県環境科学国際センター 伊豆田猛 東京農工大学大学院 |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第47回大気環境学会年会、平成18年9月20日 |
■ 抄録・要旨 | 日本で栽培されている農作物の収量に対するオゾンの影響に関する知見は限られている。本研究では、オゾン濃度が比較的高い都市近郊地域で栽培されている10種の野菜の収量に対するオゾンの影響とその種間差異を調べた。
コマツナ、タアサイ、チンゲンサイ、サントウサイ、ハツカダイコン、コカブ、シソ、サラダナ、シュンギク、ハネギを5月〜11月までの期間において外気オゾン追従型の暴露チャンバーに浄化空気区、非浄化空気区および外気の1.5倍のオゾン濃度に制御した処理区を設け複数回育成した。実験期間中の日中オゾン濃度が比較的高濃度であった時期において、収量がオゾンによって有意に低下したが、オゾンの収量影響に種感差が認められ、サントウサイ>タアサイ>ハネギ>シュンギク>サラダナ>チンゲンサイ>ハツカダイコン>コマツナ>コカブの順でオゾン感受性が高いことが明らかになった。 |
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